精神科医の犯罪を問う - Yahoo!ブログ
大阪池田小児童殺傷事件から10年が経ちました。
当時、「精神科の治療こそが事件の原因」と主張しても、見向きもされませんでした。それどころか、危険な精神障害者が野放しにされたのが悪い、だから触法精神障害者を収容する公的施設を作れと議論がすりかわってしまいました。この事件で得をしたのは、私立精神病院(日本精神科病院協会)です。与党の有力者に金をばらまき、医療観察保護法をごり押しで可決させることで、事件を起こして病院側に監督責任が問われそうなやっかいな患者を、見事国に押し付けることに成功したからです。
一方、事件が起きたちょうどその2、3日前には、米国ワイオミング州において、宅間守と同じパキシルを服用していた男性が引き起こした殺人事件について、パキシルの製造元に640万ドルの支払いを命じる陪審判決が下っていました。
彼らの手法はいつもそうです。
A. 問題を作り出す
B-1. 自分たちがその問題を解決する専門家であるとして売り出す
B-2. あるいは、その問題を利用して別のマーケットの拡大を図る
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B-3. もしくは、その問題を大きくさせることで、自分たちへ伸びて来た追及の目を逸らす
自殺対策、うつ病キャンペーン、双極性障害キャンペーン、アンチスティグマキャンペーン、早期介入、アウトリーチ・・・全てそうです。まるで、セキュリティーソフト開発会社が、その商品を売り出すためにコンピューターウィルスをばらまくようなものです。まるで、延命のために「事件」を自作自演して注意を逸らす政権のようなものです。
本当の原因は何であるのか。ここを徹底的に追及する必要があります。「これは大変難しい問題です・・・」といった専門家の言葉に耳を傾けてはいけません。単純に彼らが問題を複雑に見せかけたいだけです。
論理的思考に一番重要なのは、見分ける能力です。鋭い人は、違いを見分けることができます。逆に、愚鈍な人は何でも同じものとみなします。混同すると、物事を正しく評価できません。以下を見分けることができるようになれば、この問題が明瞭に見えてくることと思います。
・精神医療←→本物の医療
・精神疾患←→本物の疾患
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・向精神薬←→その他の医薬品
・寛解←→治癒
・睡眠薬による眠り←→本物の睡眠
これらを同列にかたるから問題が複雑になるのです。逆に、精神科医は人々がこれらを混同するように働きかけます。例えば、これはその典型でしょう。
Q 精神科のお薬は、薬漬けになりやすいと聞き、飲みたくありませんが、薬以外で治る方法はないでしょうか?
A. 高血圧や糖尿病での治療で薬漬けと感じることはありますでしょうか。薬の種類が増えたり、量が多くなったりすると不安だし負担と思えるでしょう。風邪のように、一時的な感染症であれば短期の服薬で済みますが、慢性疾患などでは、状態の改善維持に長期の服用が必要です。多くの方には精神科の薬に依存性や副作用が強いという誤解があるようです。実際は薬剤もかなり改良進歩していて、他の疾患治療薬と同様に大きな心配はありません・・・
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精神科医が監修しているものですが、それにしてもひどい内容です。誤解というのなら、麻薬及向精神薬取締法など必要ありませんね。向精神薬指定や劇薬指定の意味も、添付文書の内容もわからないほど、この文章を書いた精神科医は頭が悪いのでしょうか?それとも、自分の見解は法律や製造業者の公式文書よりも上だと
本気で思っている哀れむべき人なのでしょうか?
それにしても、これは他団体が作成しているものとはいえ、厚生労働省のHP上で公開されているものなのです。内容に関して意見や要望も受け付けているようですので、皆さんからもどんどん指摘してあげて下さい。
10年前に失われた尊い命。その命を無駄にするわけにはいきません。学校の安全管理を責めても、精神医療に巨額の予算をつぎこんでも、この問題の本質は解決できません。なぜ、あのような凶行が引き起こされたのか?その凶行に、精神科の治療がどんな影響を与えていたのか?本当の原因に人々の意識を向けることが必要です。そこには、違いを見分けることのできる、論理的・分析的思考が不可欠です。
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